忘却に委ねて

恥じて生きるより熱く死ね

セクハラ志願就職活動

就活 キモすぎね?

ガクチカ、自己分析、ES、グルディス、Webテ、企業研究etc 全てがキモい。24卒(ニーヨンソツ)という言葉までキモく感じる。特に一番キモいのが「ガクチカ」か。私は体育会で主将をやっていたので「ガクチカ」には困らなかったが当然就活のために部活をやってきたわけではない。苦労することも多かったが競技への熱量とかは汚されたくない純粋な思い出という感じだし、それを市場価値に還元する就活のキモさは異常すぎる。まあ部活に限らず人生のあらゆる経験を切り売りする感じが嫌だ。

 

といいつつ、私は日本の就活システムに恩恵を受けているのは間違いない。私はなんのスキルもない学部卒予定の文系だが、それでもポテンシャル?を見越して採用してくれるし、研修までやってくれる。スキルのない私が悪いのだが、就活キモッ!と思いつつ結局「人柄採用」の恩恵に与るしかないのも矛盾を抱えてしまって余計やだな〜と思う。

 

カルト的人気のある伝説のバンド、アナル・カントのアルバム『It Just Gets Worse』には『I Got An Office Job For The Sole Purpose Of Sexually Harassing Women(邦題:セクハラ志願就職活動)』とかいう曲があるが日本のカスの就活システムにはそういうコンプラ無視のふざけた名称がお似合いである。