忘却に委ねて

恥じて生きるより熱く死ね

ラブライブ!虹ヶ咲学園スクールアイドル同好会 6th Live! I love You ⇆ You love Me 神奈川公演@Kアリーナ 感想

愛知に続いて神奈川公演も両日行ってきたのでまた感想を少し。酔っ払いながらキーボードを叩いているので誤字脱字は許してほしい。

 

・Kアリーナについて

何をもって会場を評価するのは難しいんだけど総合的にはまあ70点、くらい。ガーデンをデカくした感じとは聞いてたけど俺もそういう印象。

音響→恋するSunflowerのときすげえ思ったけど指出毬亜の透明感のある伸びやかな声が存分に伝わってきたように感じた。あとどこだったかは忘れたけど重低音いいね~ってなった。この手の話は全然わからないけど音響は多分良かったと思う。

キャパ→2万程度でちょうどいいと思う。こんくらいのキャパだと虹であんま外れるってことないし。

立地→一般的にはいいんだろうけど(特に遠征民)、俺の実家は足立区にあっていくのが面倒だからCティアです...(お前の話はどうでもいいよ~) ただ横浜駅10分なのでライブ前に時間潰しやすいしこれはいいね。

座席→これが結構渋い。俺は今回アリーナ最前ブロックドセンも引けたし席ガチャは良かったものの、最速先行でLevel7というオタクも結構いてこれはきついと思った。前3列?は着座指定っぽいし。もちろんキャパに比例する必然の問題ではあるから仕方はないけども。まあでもシートピッチは割と広めで良かった。

その他→便所が少なくて混むとか聞いてたけどそうでもなかった。普通に待たずにウンコとかできたし綺麗だった。

ていうかまあこれらすべてを満たす箱(虹のライブに限定した話で)って存在しないからな~ 悪い箱ではないと思う。

 

・セトリの話

変更点がいくつかあった。愛知でやらなかった曲としてはNew Year's March(以下NYM)、Happy Nyan Days改変ver(以下HND)、恋するMagic!!(以下恋マジ)、他ソロショート。

NYMは「君と僕で夢見よう」「かなえよう 最高の一年を」なんかそうだけどコールが気持ち良すぎるし、曲調も明るく、かつ12人(12カ月)のパート分けも非常に良きですね。100点中810点。HNDはかなり虹らしい自由さをぶち込んできた感じでこれも良かったと思う。冷静に今書いてるけど連番者曰くサビ前まで動揺の叫び声をあげてたらしい。恋マジは声出しできてよかった。DDのユニライ切った後悔がひとつだけあるとすればこれなので。気持ちよくfwfw入る。

ただ、ソロショートはあんま良くなかったと思う。初日は友愛、FLA、声つなで二日目が焼き鳥、決意、トイドというもの。ウーン。あ、いやそんな悪くもないかな。「愛トモ」に送る友愛、エマのアガペー(無償の愛)が感じられる声つな、歌詞がところどころで光るトイドに関しては良いと思う。FLAはなんか俺の印象だと「初恋」というよりはもっとこうチャレンジ精神を大切にしていこうてきなことが主題だと思ってたので、双方向性を意識したアナハかと思ってたんすよね。ウーン(何回目だよ)、まあでも決意はライブ適性高いし髪飾り結び直す要素あるし、意味不明なのは焼き鳥くらい、か。ラブソングとの共通性持たせるならWish一択だと思ってたのでここは予想として自信があった。まあスクスタちゃんとやってたわけでもないからなんとも言えない。

 

あと良くない点といえばOVA曲の配置か。feel aliveの場所は意味不明だし幕間でステージ上で愛の交換をしよう→からのGo Our Wayも意味不明だし、wawawaは4公演のうち1回しかやらんしね。ワクワクマンデーモーニングもOVA関連曲とはいえ特典曲にすぎないし4回やる必要もなかったと思う。ただ劇場で12回見ておいてアレなんだけど、個人的にOVAにそんな重きは置いてなくて、愛の交換っていう6thの主題、それからスクスタとの別れっていう要素も入れないといけない難しさの事情に鑑みると仕方ないかなって割り切っているところはある。wawawaに関しても全員曲だから振付とか練習の事情があるのかもしれない。そういう大人の事情みたいなのを勝手に想像したうえで内面化してる、と思う。俺はあんま割り切るタイプじゃなくてダメなもんはダメと言いたいんだけどこれに関しては割り切れてる。OVA曲でバカ刺さったのはシンドリなのでそこを最後にやってくれたのも個人的には大きい。ただOVA曲が蔑ろにされてるって受け止める人の気持ちもわかるし、運営は反省すべきだろう。例えばFeel Alive→Go Our Wayを初手でやってれば結構違ったんじゃないかな。

 

・MCからの流れ

で、良かった話に戻るとやっぱMVPは千秋楽の新情報→MC→OUR P13CES!!!→SINGING, DREAMING, NOW!→ダブアンFly with You!!の流れですね。良かったとかそういう安易な言葉で片づけたくないくらいには美しかった。今振り返って言葉に表せるものじゃなくて、あの日あの場にいたからこそ感じられる熱っていうのが確かにあった。MCについてはめちゃ良かったので印象に残ったキャストを振り返る

これに概ね書き起こされてるので参考になった。いつもありがとうエッジライン

www.edgeline-tokyo.com

法元→これまでの道のりをふまえたうえでともりから差し入れがあった話にも触れてくれた。「一つ一つ乗り越えてきたからこそ絆が強まっている」っていうのはトップバッターとして安定感のある発言だったしともりについてもあくまで差し入れをしてくれた事実を話すのも絶妙な塩梅。

田中→以下引用

終わらないから虹ヶ咲はたくさん夢をかなえてきたじゃないですか。みなさんの応援と、われわれが“やるぜ”という気持ちがあればまだまだま広がっていくと思うので、よろしくお願いします

ここでドカ泣き。1stでの新情報発表の映像、当時の田中のMC、初めて現地に行った3rd、それから今に至るまでの虹ヶ咲のいろんな歴史と思い出が一瞬で蘇ってきたし劇場版予告の「———ここまで来たよ!」の映像もあいまって、「夢」をかなえていく虹ヶ咲の物語への想いで情緒が逝ってしまった。

林→ともりが築いてきた「優木せつ菜」への向き合い方に悩んだものの、「私自身が優木せつ菜になる事だ」みたいな感じで捉えるようになったって話、キャラとキャストがともにあるという感じですげえ良かったっすね...2.5次元なんですよ

鬼頭→初日に「彼方には幸せになってほしい」とか言ってたの反則過ぎる。愛知の感想で書いたけどあの消極的な恋愛観にもとづいたストーリーと楽曲を地雷衣装とお前が考案した振付でぶっ壊したくせにヨオ~~ずるくねえか?マッチポンプすぎる

村上→最後のMCとは関係ないけどコーレスで田中ガン無視してたの怖すぎる。愛知ではMVPレベルに普通に感動したのになんだったんだよ...サイコパスか?

久保田→田中と似たようなこと言ってたんだけどあっちが感情に直接訴えかけてくるのに対して久保田は割と余裕かました佇まいからぶち込んでくるのでノックアウトされる感じがある。

前田→「これからも夢をかなえていくんだから!夢をかなえていこう!」がかなり熱い女って感じで良かった。前(多分A・ZU・NAユニライの感想)どっかで書いたけど前田ってかなりアツいんだよね。

相良→意外と冷静さを保ってあくまで今あるコンテンツを届けようって気概が感じられてすげえ良かったね

大西→3rdで彼女にとっての夢を語ってたのもそうなんだけど2回目のネオスカで「これからももっと夢をかなえていこうね!!!」みたいなこと言ってたのがすげえ忘れられなくて、3年前の記憶が蘇ってきて、もうオラは...

 

以上のMCをふまえたうえで流れる「OUR P13CES!!」「SINGING, DREAMING, NOW!!」マジで肩が震えるほど泣けた。語るのは野暮ですらあるので以下歌詞引用

一緒に描こう未来!

 

KIRARI ファンタスティックDreamer

運命だね

巡り合った奇跡 紡いでゆく

終わらないストーリー もう少しこのままで

何があっても味方だよ

さぁ手のなる方へ

幸せがやってくる

ピリオドはさよなら

OUR P13CES 繋がるよ

 

もっと夢見て みんな進もうよ

いっぱい夢見て みんな進もうよ

 

夢は遠いようで だけどいつかつかめる

いつも それを忘れないで

 

信じてるよ 信じてるよ なんだってできると

好きのチカラは強いんだよ 最強さ

 

シンドリ、千秋楽までは俺にとってお台場に息づく虹ヶ咲のキャラのありかた的な位置づけ(これはアニガサキ制作陣がやりたかったことの一つだと思う)だったけど更なる意味が付与されてもう涙なしには聴けない曲になってしまった。

 

ここで一旦ライブは終了するけどダブアン来て完全に感情が終焉を迎える。Fly with You!!ってクソ雑に要約すれば「これまで受け取った愛を抱いて未来—最高のもっと先へ—を志向しよう」みたいな感じだと思うけど、これまでの流れからダブアンとしての解釈があまりに一致すぎるし、アリーナ後方とスタンドから聞こえてくる大合唱も最高だった。A・ZU・NAユニライもバカみてえに泣いたけどあれってともりのラストステージ的な文脈がデカかったので、純粋に公演内容としてライブでタコ泣きしたのは5th以来かもしれない。

 

俺が虹ヶ咲ちゃんと入ったのは無敵級~1期なので(スクスタやってはいたけど...)、2020年度入学の俺にとってまさに虹ヶ咲って大学生活の傍にあり続けた存在だから今回のライブはかなり特別な思い出になると思う。3月にµ'sオケコンも行くんだけどあれは色々事情が特殊なので別にすると今回の6thは本当に俺の大学生活を総括する意味もあった。前田がたしかMCで「私たちの帰る場所でありつづけてください」って言ってたけど俺は3次展開含め初めて「追えてる」って言えるグループ虹しかないので、これからも追い続ける義務が生じたしなんかもうとにかく死ねないとかじゃなく「生きたい」って心の底から思えた。

 

以上 Next to...